社内起業: 交渉は「勝ち負け」ではない。交渉で押さえるべき三つのポイント

社内ベンチャー

1.交渉の成功の鍵とは?


交渉の成功の最大の鍵は、相手の立場やニーズを理解し、共感を得ることにあります。

  • 相手の立場を理解する: 会社や上司の立場から、どのような懸念や期待があるのかを予測し、それに応える形で提案を構築します。
  • 利益を共有する: あなたのアイディアが会社やチームにどのような利益をもたらすのかを明確に伝えることで、賛同を得やすくします。
  • 情熱を伝える: あなたが持つアイディアに対する情熱やビジョンを伝えることで、相手もその情熱に共感しやすくなります。

2.交渉は「勝ち負け」ではなく、課題を共有し解決を目指す調和の場


多くの人が交渉を「戦い」や「対立」と捉えがちですが、本質的には共に問題を解決するための協力の場です。

  • 共通のゴールを示す: 交渉の最初に、双方の共通の目的やゴールを明確にし、それを基盤に話を進めることが重要です。
  • 聴く姿勢を保つ: 自分の意見や要求だけを押し付けるのではなく、相手の意見や懸念をしっかりと聴くことで、信頼関係を築き上げます。
  • 柔軟性を持つ: すべての要求が受け入れられるはずはなく、柔軟性を持ち、時には一歩退いてから代替案を提示することで、合意点を見つけやすくなります。

3.Yesと言わせる落とし所とは?


交渉の最終的な目標は、双方が納得する形で合意に達することです。

  • Win-Winの解決策を目指す: 双方が得るものがある提案をすることで、Yesと言いたくなる落とし所を見つけることができます。
  • リスクを最小化する: 会社や上司が懸念するリスクを事前に洗い出し、それに対する対策や計画を提示します。
  • フィードバックを活用する: 交渉の過程で得たフィードバックを元に、提案をブラッシュアップし、より賛同を得やすい形に進化させます。

社内起業を成功させるための交渉は、単なる戦術ではなく、共に新しい価値を創出するための協力の場です。
「社内起業学」では、講義を通して企画書を描くことで、共感を得るポイントや共通のゴールの見せ方、想定リスクと対策など実践に即した交渉方法を学ぶことができます。

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